JSA規格「JSA-S1021 二酸化塩素ガス製品-浮遊ウイルス低減性試験方法・ 浮遊ウイルス低減効果-大形試験チャンバー法」作成および適合マーク制度

     

JSA規格「JSA-S1021 二酸化塩素ガス製品-浮遊ウイルス低減性試験方法・ 浮遊ウイルス低減効果-大形試験チャンバー法」作成および適合マーク制度

JSA規格「JSA-S1021 二酸化塩素ガス製品-浮遊ウイルス低減性試験方法・ 浮遊ウイルス低減効果-大形試験チャンバー法」作成および適合マーク制度

JSA規格作成の背景・目的

この度、一般財団法人 日本規格協会様が持つJSA規格制度を利用し、JSA規格「JSA-S1021 二酸化塩素ガス製品-浮遊ウイルス低減性試験方法・浮遊ウイルス低減効果-大形試験チャンバー法」を作成いたしました。
従来、浮遊ウイルスの低減効果は、各製造メーカーが独自で設定した試験方法により評価されており、消費者にとってわかりにくいという課題がありました。
そこで、本規格では、浮遊ウイルスの低減効果の試験法を規格化することにより、この「わかりにくさ」を解消したいと考えています。
作成にあたっては専門的な知見と客観的な評価が不可欠と考え、大学及び試験機関の有識者の方々にも検討に加わっていただきました。
これにより、規格に基づく商品の性能評価や情報提供が可能になると考えています。
当会は、これからも、消費者の皆様が試験基準に基づく情報を参考に商品を選択できる環境づくりを目的とした取り組みを推進してまいります。

JSA規格(JSA-S1021)について

JSA規格制度とは

我が国の標準化ナショナルセンターとして、標準化の開発・普及・啓発活動に取り組んでいる一般財団法人 日本規格協会が2017年に創設した規格の開発・発行制度です。
企業、団体等がもつ多様なニーズを満たす民間規格作成を支援しています。

JSA-S1021規格とは

JSA-S1021は、二酸化塩素ガスを用いた浮遊ウイルス低減性能を評価するための測定方法を規定する規格です。
この規格では、主に家庭やオフィスなどの半密閉空間で使用される二酸化塩素ガス商品の浮遊ウイルス低減効果を評価することを目的としています。
試験では、密閉試験空間内に二酸化塩素ガスを放出した後、ウイルスを空間内に噴霧します。
その後、空間内のウイルスを回収して、ウイルスの感染する力(感染価)を測定します。
感染価の測定には、定量的な測定方法である「プラーク測定法」や「TCID₅₀法」を用います。

JSAーS1021 規格詳細   
https://chlorinedioxide.or.jp/jsas1021/

日本二酸化塩素工業会
JSA規格適合マーク・管理番号の交付について

日本二酸化塩素工業会
JSA規格適合マーク・管理番号の交付について

日本二酸化塩素工業会
JSA規格適合マーク・管理番号の交付について

概要

当会では、JSA規格(JSA-S1021)の作成を受け、「JSA 規格(JSA-S1021)適合マーク」の交付を開始しました。
「JSA規格に則った試験法で試験され、試験結果が規格の定める基準を満たす商品」に対して、適合マーク・管理番号を交付します。

JSA規格[JSA-S1021]

適合商品一覧

適合商品一覧はこちらから

適合商品一覧   
https://chlorinedioxide.or.jp/jsa_tekigou/

本件に関するお問い合わせ先

一般社団法人 日本二酸化塩素工業会 事務局
担当 橋本・逆瀬川
TEL:03-3358-1947 FAX:03-3358-1954
※受付時間:祝日を除く月曜日~金曜日 9:00~17:00

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